2025年9月20日の明け方、月が金星とレグルスと共演します。中学理科「天体の動き」の学習に直結する観察チャンス。都立中高一貫校・高校入試対策や自由研究にも最適です。
🌙 月と金星、レグルスが大集合
2025年9月20日の明け方、東の空で金星とレグルス(しし座α星)が約0.5度まで接近します。これは月の見かけの大きさとほぼ同じ角度で、肉眼でも「並んで輝く2つの星」がはっきり確認できます。
さらにその下方には月齢27.6の細い月が登場し、夜明け前の空を美しく彩ります。観察に適した時間は午前4時30分ごろです。
- 金星:−3.8等の明るさで「明けの明星」として目立つ
- レグルス:しし座の1等星、青白い輝き
- 月:新月直前の細い月(地球照が見えることも)
🔭 なぜこの現象が見えるの?
- 金星は太陽のすぐ近くを回る内惑星のため、夕方か明け方にしか見えません。
- レグルスはしし座の「ししの心臓」に当たる恒星で、季節ごとに位置が変わります。
- 月齢27.6の月は、新月直前なので夜明けの東の低空にしか見えません。
この3天体がたまたま同じ方向に並ぶことで、今回のような珍しい共演が起こります。
🧭 観察のポイント
- 観察時刻:午前4時〜4時30分ごろ(東の空、低空に注目)
- 観察方法:肉眼でも十分に楽しめます。双眼鏡を使うと、金星とレグルスの色の違いが鮮明に。
- 安全対策:夜明け前の観察は東の空が明るくなるので、太陽が昇る前に切り上げましょう。
📚 教育的なつながり(中学理科・入試との関係)
- 中3理科「天体の動き」:惑星と恒星の違い、金星の見える時刻、月齢と出現時刻の関係
- 中学入試・都立中高一貫校適性検査:月齢の計算、惑星と恒星の位置の変化、星座の季節ごとの見え方が頻出
- 高校入試理科:星座と惑星の観察記録、惑星と恒星のちがいの理解、金星の見え方
✨ 探究の視点(IBL)
「なぜ金星は夜明けにしか見えないのか?」「月齢27.6の月はどんな形で、どの方角に出るのか?」といった問いを立て、自分の観察結果を記録・比較することで、教科書知識を自分の体験として深められます。
🔎 STEAMの視点から読み解く
- 🔬 科学(Science):月齢・惑星・恒星の位置関係を理解し、天体の見える仕組みを確認。
- 🛠 技術(Technology):プラネタリウムアプリや天文シミュレーションを使えば、時刻ごとの星空が再現可能。
- 🏗 工学(Engineering):望遠鏡や双眼鏡の構造を通して、光学機器の仕組みにふれる学びに。
- 🎨✍️ 芸術・リベラルアーツ(Arts):細い月と明けの明星の並びをスケッチしたり、写真撮影で美を表現。
- 📐 数学(Mathematics):角度0.5度の接近を「月の直径」と比較して数量的に理解。
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