数学が出来るようになるには、良い解き方(やり方)を学ぶことです。もちろん数学の問題を解くには色々な解き方があります。しかし数学が「出来る」ようになるには、問題に対する的確な定理・公式を用いて、最も簡単で分かりやすく筋道を立てて解き進めていくことが大切なのです。ガリレオでは、これを「正しいやり方」と呼んでいます。
ここ数年の傾向として、おかしな解き方をする生徒が増えてきています。
おかしな解き方をしている生徒に「正しいやり方」を指導していると、「学校の先生は、どっちでも良いっていったよ」と反論されることも以前より多くなっています。
本当に学校の先生がそのように言ったのであれば、(数学を出来るようにするという意味で)指導者として失格です。
(生徒と学校の先生との信頼関係を損ねることはしたくないので、そこまでは言いませんが…)
なぜこのような勘違いが起こるのか―――
今までの指導方法では、先生が模範的な解き方を示し、それを学びました。
しかし、アクティブラーニングを取り入れた学習では、生徒から様々な解き方が出てくることになります。
たとえば、生徒たちに黒板で問題を解かせるとします。
また別の例ですが、授業で、ある生徒が「そのやり方で、やらないといけないんですか?」と聞いてきたときに、学校の先生は「こっちのやり方のほうが良いけど、まぁどちらでもいいね」と答えていました。
そのような誤解が生じないように、もっと「こっちのやり方のほうが良い」と強調してほしかったですが、数学の問題を解くには色々な解き方があるのは事実です。
数学を指導して35年になりますが、ここまで解き方が多様化しているのは、ほんとうに最近の傾向なのです。
◇◆◇めじろ台の個別指導塾『ガリレオ理数進学塾』◇◆◇
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指導科目:算数・数学・英語・国語・理科・社会
対象学年:小学生(小4~小6)・中学生・高校生