2021年4月から、中学校の通知表の成績(評定)のつけ方が変わっています。

今までは4観点(国語は5観点)だったものが、すべての教科で「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3観点となりました。

それぞれの観点を例えば、5点から1点に点数化して合計点(15点~3点)で「評定5(15点~14点)、評定4(13点~11点)、評定3(10点~8点)、評定2(7点~5点)、評定1(4点~3点)」というように評定を決めていきます。

ここで国立教育政策研究所(文部科学省)の教師向け資料「学習評価の在り方ハンドブック」などを参考に、3観点を詳しく見ていきます。

 

1)「知識・技能」は、定期テストや小テストの得点、観察・実験や実技が評価の対象となります。

2)「思考・判断・表現」は、別の資料では「主体的・対話的で深い学びを含む学習活動に対する評価」とあります。(独特な言い回しで、分かりづらいですが…)それと合わせて考えると、定期テストの結果よりも、論述やレポートの作成、発表、グループでの話し合いなどの姿勢を、より重視して評価しようという意味だと思われます。

3)「主体的に学習に取り組む態度」は、ノートやレポート等の記述、授業中の発言、教師による行動観察による評価です。汚い字のノートは明らかに減点対象となるでしょう。

これらから注意したいことは…、

「主体的に学習に取り組む態度」だけでなく、「思考・判断・表現」も普段からの授業の取り組み方が大きく関わってくるということです。

授業での取り組み方が今一つと判断されると、「思考・判断・表現」と「主体的に学習に取り組む態度」の両方で減点されてしまいますので、いくらテストの結果が良く「知識・技能」が5点としても、5+4+4=13点で評定4となり、評定5はつきません。

中学校・教科・担当される先生にもよりますが、評定に対する定期テストの割合は50%以下になる可能性もあります。今まで以上に、普段からの授業への取り組み方が重要となったのです。

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